高気密高断熱
私たちが家づくりで大切にしているのは
『住んでからこそ違いがわかる』
見えない部分へのこだわりです。
その代表が、高気密・高断熱。
なぜ大切なのか、どこにこだわっているのか
私たちの家づくりの大前提になる部分です。
1.高気密編
空気の出入りをコントロールする家
①基本のキ 高気密とは?
住まいの中の”すき間”を限りなく無くし
外の空気が
自由に出入りしないようにすることで
家の中の環境を
思い通りにコントロールする技術です。
目に見えない空気の流れを制御することで
冷暖房効率・室温の安定
空気環境の改善が実現します。
②なぜ高気密が重要なのか
高気密は、家の断熱性能を
最大限活かすための『土台』になります。
冷暖房が逃げ難いので
省エネ・快適に直結します。
結露やカビの防止、
花粉・粉塵の侵入も防ぎます。
③私たちのこだわり
◆ 全棟で気密測定を実施し
C値0.3以下が目標
(実際は、ほぼ0.1台で施工しています)
気密は計画換気にも影響するので
測定時、こまめに気密の補修を実施し
性能を保証できるレベルに仕上げます。
◆ 職人の技術が支える気密性能
気密処理の作業はとっても繊細で
技術力が高くないと良い数値が出ません。
目には見えない部分ですが
かなりハイレベルな技術が必要になります。
Ichi-iが手掛ける住宅は
気密・断熱の知識を持った職人さんが
丁寧に施工をしているので安心です。
設備や電気工事の貫通部担当の関連業者さんにも
気密の重要性を共有しているので
細部にわたり徹底した気密処理をしています。
◆ 換気とのバランス設計
換気は、結露や部屋ごとの温度差
室内の上下での温度ムラにも関係しています。
また、漏気(すきま)があると
計画した換気量が担保できなくなります。
高気密によって計画的な換気をおこないます。
2.高断熱編
外の暑さ寒さに影響されない家
①基本のキ 高断熱とは?
外の気温を室内に伝えにくくする
断熱材や窓などの素材・構造の工夫です。
室内の温度が安定することで
冷暖房に頼りすぎない快適な空間になります。
②なぜ高断熱が重要なのか
高断熱の家は
夏の暑さ・冬の寒さに強いため
光熱費が抑えられるメリットがあります。
また、部屋ごとの温度差が少ないため
ヒートショックの防止にもつながります。
③私たちのこだわり
◆ 高性能断熱材の使用
私たちが手掛ける住宅の断熱材は
高性能断熱材:硬質ウレタンフォームHFOを
採用しています。
工場からパネル化された断熱材を施工するので
職人の技量による施工ムラが出難いのが特徴です。
施工ムラが原因で断熱材の間にすき間ができると
熱橋(ねつのはし)ができて
壁の中で結露が発生する原因となるので、
その恐れも少なくなります。
また、硬質ウレタンフォームは
温度管理された工場で作るため発泡が均一で
現場発泡されたウレタンのように
水を含みやすい構造になりません。
※断熱材が水を含むと
土台や柱・壁の腐食につながるため
家の寿命も短くなりますし
カビやダニの発生原因になってしまいます。
◆ 窓・サッシも高断熱仕様
全国的に見ても
ここ安曇野は日射量の多い地域です。
なので、安曇野の地域特性に合わせて
アルミ樹脂複合サッシ+Low-Eガラス
(しかも中空層はアルゴンガス使用)
を採用し、より高断熱仕様にしています。
◆ 家全体の断熱性能はHEAT20G2クラスを目標
(G1クラス標準設計)
安曇野の冬は
時に北海道より気温が下がる日もあるので
毎日の心地よい暮らしには
ハイレベルの断熱は絶対条件と考えます。
ヒートショックの防止などをみても
断熱と健康はとても密接な関係です。
高断熱は、健康改善にも効果的であると
調査で確認されています。
◆ 地域に合った断熱設計
この地域の特性・気候をよく知っているので
”安曇野の気候に合った最適な断熱レベル”
をご提案しています。
3.気密と断熱両方揃って
初めて意味があります
いくら高気密な家であっても断熱性が不十分なら
外気の影響を受けてしまいますし
断熱性が高くても気密性が低いと
その断熱性能は十分に発揮されません。
『気密性』と『断熱性』
両方が揃ってこその【快適】なのです。
私たちは、気密と断熱の”両立”に
本気で取り組んでいます。
◎ 性能の見える化(C値、UA値など)
◎ 現場での施工精度の徹底
◎ 一棟一棟に合わせた性能設計
(家の大きさ、地域の特性・気候に合った断熱設計)
性能は”壁の中のこと”なので
家が完成してしまうと目には見えなくなります。
ですが、暮らし始めると
”確かな違い”として感じることができます。
Ichi-iがこだわる”見えない部分”は
ご家族の健康・安心・快適を支える
かけがえのない基盤です。